熊本城マラソン
来週はいよいよ熊本城マラソンですね。
最近はランニングをされている方を見かける機会が増え、「きっと熊本城マラソンに出場されるのだろうな」と、尊敬と応援の気持ちで拝見しています。
当院でも、マラソン前のコンディション調整や、練習による故障のケアを目的に来院される方が増えています。
「鍼灸でマラソンのケアができるの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。今回は、当院で行っているマラソンケアについてご紹介します。
鍼灸でマラソンのケア
当院にはさまざまな症状の方が来院されますが、スポーツをされている方の怪我や故障は、比較的回復が良い傾向があります。
特に、
「病院で診てもらったが、湿布を処方されて『しばらく安静にして様子を見ましょう』と言われた」
という方には、鍼灸がお役に立てる場合があります。
もちろん、骨折や重度の靱帯損傷など、固定具による治療や医療機関での管理が必要なケースでは、まず病院での治療を優先してください。鍼灸は、固定が外れた後のリハビリや機能回復のサポートとしても有効です。
スポーツをされている方は、普段から身体を動かしているため、全身の気血の巡りが比較的良く、自ら回復しようとする力も十分に備わっています。その一方で、特定の部位に繰り返し負荷がかかることで、局所的な不調や故障が生じやすくなります。
これはマラソンだけでなく、さまざまなスポーツ障害にも共通している特徴です。
当院の施術について
当院では、痛みや故障が局所に現れていても、身体全体のバランスに影響が及んでいると考えています。
そのため、まず全身の状態を整える施術を行います。実際に、全身調整を取り入れた方が施術後の経過も良好なことが多くあります。
全身の調整の後に行うのが、「経筋(けいきん)」の治療です。
経筋とは東洋医学の考え方で、簡単に言えば「互いに関連しながら働く筋肉や筋膜のつながり」と捉えることができます。
例えば、足首を痛めた後に腰痛が出てきた場合、
「足首をかばって走ったため腰に負担がかかった」
と考えることもできますが、東洋医学では
「足首と腰が同じ経筋上に属しているため、関連して症状が現れた」
と捉えることもできます。
そのため当院では、痛みが出ている部位だけでなく、それに関連する経筋上の部位にも施術を行います。
経筋全体を整えることで、現在の症状の改善だけでなく、これから負担がかかりやすい部位の予防にもつながります。
熊本城マラソンを控えている皆さまへ
本番前のコンディション調整はもちろん、練習中の違和感や痛みを我慢したまま走り続けると、大きな故障につながることもあります。
「少し気になるけれど、走れているから大丈夫かな」
という段階でケアを行うことが、ベストコンディションでスタートラインに立つためのポイントです。
熊本城マラソンに出場される皆さまが、無事に完走し、充実した一日を迎えられることを心より応援しています。


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